家づくりノウハウ -家づくりで省エネする為のヒント-

3.　家づくりで省エネする為のヒント

『家づくりにはたくさんのお金がかかるし、これからの生活も節約しなくちゃ。
省エネは家計もたすかり地球環境にもやさしい住まいづくりとは…』

屋根の仕上げを瓦にしたら、薄いスレート系の材料に比べて夏場暑かった小屋裏収納も太陽の日射も抑えられ、冷房効率も良くなりました。かわったよ。
夏場の冷房効率を良くするにはいかに西日を防ぐかです。シャッター、スクリーン、よしず、簾なんか効果的だね。
採光や換気などに有効な窓もしっかり断熱しないと、熱の逃げ道になってしまいます。合せガラス（遮熱フィルム入り）又はLOW－Eガラスで遮熱して熱の逃げ場を最小限に抑えないとね。上記以外でも、外構で樹木（落葉樹）を植えても効果あり。
雨水を有効に利用して、外まわりの水撒きなどに使えば水道代節約。
食洗機は価格は高いけど手洗いに比べると水量は1/6～1/7に減らせるらしいよ。これも水道節約になるね。
照明器具は、できるだけ蛍光灯を選びました。電力消費も少なく、熱もあまり出ないので夏場でもOK。白熱色もあるので、室内の演出効果もあります。
いつもトイレの電気の消し忘れに悩まされていました。人感センサー付きの照明にして良かったよ。オール電化住宅にするのも、長い目で考えると、省エネです。安い深夜電力を上手に使いランニングコストを抑えれば、初期投資は大きいけれど将来的には割安。東電の契約を「電化上手」にすればもっと安くなります。
① IHヒーターは、ガスに比べ熱効率がよく、ガスコンロの40％に対して、90％の熱効
　　率です。
② 給湯も安い深夜電力で行えば、電気代節約。
③ 電気温水器の、ヒートポンプ式（自動冷媒使用）がおすすめです。
ガス給湯器使用時のガス代と比較すると、約1/5で済みます。かつ、自然冷媒（CO2）は、オゾン層破壊係数が0で地球環境にもやさしい商品です。